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雑草予防は秋・冬の対策が重要?翌年の繁殖を抑えるために行うべきこと

COLUMN

雑草予防は秋・冬の対策が重要?翌年の繁殖を抑えるために行うべきこと
目次

ご家庭の敷地やお庭の施工で多いご要望が、日常的な雑草対策を楽にする方法や放っておいてしまった雑草の処理です。

オーエスリンクでは栃木県を中心に伐採・剪定・植栽工事など、お庭作りや管理に関するご依頼を承っていますが、中でも雑草対策や予防に頭を悩ませているお客様は多い印象です。

ここでは雑草対策の基本から予防方法、また秋・冬に行っておくことをおすすめしたい雑草対策についてご紹介します。

栃木や群馬、茨城といった近県で行った雑草関連の施工事例もご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。

雑草対策の基本

一括りに雑草といってもさまざまですが、基本的に雑草は空気・水・光の3つが揃うことで発芽し繁殖していきます。

逆に言えば空気・水・光、いずれかを遮ることで、雑草の繁殖を抑えることができます。

その中で、一般的なご家庭において雑草が生える場所といえば、庭・駐車場・玄関アプローチが代表的ですが、その場合、外なので空気と水を遮るのは難しい傾向にあります。

そのため基本的には地面の舗装工事をはじめ、防草シートやマルチ(マルチングフィルム)を使用して、光を遮るのが雑草対策の基本となります。

その他、草むしりや草刈りにより物理的に除草する方法、除草剤を散布し成長を抑制し枯れさせる方法が挙げられます。

雑草予防の方法

雑草予防の方法
雑草を予防する方法は数多くの種類がありますが、ここでは代表的な雑草予防の方法を6種類ご紹介します。

草むしり

手軽に行える草むしりは、必要に応じて手袋をする程度で、特別な道具を必要としないシンプルな雑草予防方法。

メリット

道具不要ですぐに除草できる

短時間でこまめに除草できる

デメリット

時間と労力がかかる

生え替わりのスパンが短い

草刈り

草刈機を使用することで、比較的広範囲の雑草予防に対応できる方法。

メリット

広い範囲に対応可能

硬い葉・茎の雑草にも有効

デメリット

専用の草刈機が必要

取扱に危険を伴う

除草剤

専用の薬剤を雑草に直接散布することで、雑草を予防する方法。

メリット

場合によっては根絶できる

撒くだけなので手軽

デメリット

取扱や周辺環境に注意する必要がある

景観の見栄えが悪くなりやすい

防草シート

主にポリエチレンやポリプロピレンでできたシートを地面に設置することで、雑草を予防する方法。

メリット

手軽さと安全性がある

基本的には数年間使用可能

デメリット

雑草よっては生えてくる

上を歩けるが物理的に劣化しやすい

マルチ(マルチングフィルム)

一般的には農作物を育てる際に使用されますが、防草シートと同様に地面に敷くことで雑草を予防する方法。

メリット

比較的安価に購入可能

高割合で光を遮断できる

デメリット

滑るので歩く場所には不向き

熱がこもり周辺が暑くなりやすい

舗装

地面を人工芝、コンクリート、アスファルト、砂利などで舗装することで、雑草を予防する方法。

※以下はコンクリート・アスファルト舗装の場合

メリット

数十年ほどの耐久性あり

新たに生えてくる心配はほとんどなし

デメリット

施工・補修費用が高額になりやすい

庭の緑が失われてしまう

雑草予防は秋・冬の対策が重要?

上記でご紹介したように雑草予防の方法は多様で、コンクリート・アスファルト舗装による対策が最も効果的です。

しかし庭の緑が失われてしまったり、施工や補修の費用面が気になるというケースも少なくないでしょう。

そのため多くのご家庭では、毎年こまめに草むしりをしたり、防草シートを敷いたりといった方法で対策するケースが多いはずです。

そうした中で重要なのが、秋・冬時期における翌年に向けた雑草予防の対策で、具体的には以下の2点が重要です。

秋:種が冬を残さないよう除草対策

雑草対策 除草作業

基本的に雑草は夏・秋あたりに種が飛散し、種が翌年芽吹くことで、また繁殖するというサイクルを繰り返します。

そのため雑草の種が飛散して地面で種が冬を越さないように、秋時期には特に注力して除草するのが翌年の繁殖を抑えるポイントです。

また特に近年は夏の暑さが厳しさを増し、熱中症の危険性も高まっていることから、気温的にも秋時期の除草対策がおすすめです。

冬:地面を綺麗に整えて防草シート

雑草対策 予防 防草シート

秋の雑草対策で概ね地表にある雑草やその種を除去できたら、冬に防草シートを敷き翌年に備える方法がおすすめです。

秋の段階で防草シートを敷く方法もありますが、秋の段階でまだ日差しもり完璧に雑草を除去するのは難しいため、時期に合わせて順に対応してくと良いでしょう。

また冬になると根の張り具合も弱まってきて、抜きやすくなってくるので秋に抜きにくかった雑草も比較的抜きやすくなっているはずです。

雑草予防・対策関連の施工事例

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監修者

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古屋 拓郎

栃木県近郊で家まわりの工事を請け負う株式会社Oslink(オーエスリンク)の古屋(ふるや)です。ホームページのお問い合わせ対応をはじめ、業務中の経験や施工事例を基にしたコラム記事の監修をしております。解体・外構・リフォームといった、ご自宅や空き家の施工に関するご相談は、お気軽にお問い合わせ対応ください。