一般住宅と比べ事務所の解体工事は、建物の規模や構造の関係上、比較的費用がかさみやすい傾向にあります。
ここでは事務所解体の費用を抑えるポイントと、事務所解体の事前知識として解体の種類についてご紹介します。
株式会社オーエスリンクでは栃木県をはじめ、群馬県や茨城県における事務所等の解体を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
事務所解体の種類
事務所の解体工事には全解体やスケルトン解体、内装解体など、主に以下5つの種類があります。
特に事務所の解体を検討する場合は、オーナーが誰かによって対応すべき解体の種類も異なるため、所有者や契約内容を確認し慎重に行う必要があります。
全解体
事務所における全解体は建物自体を全て取り壊して、その場所を更地にする工事を指します。
土地を売却する場合や全く別の建物に作り替える場合は、全解体によって土地を再利用しやすい状態にします。
木造・鉄骨造・RC造のなど事務所がどのような構造になっているのかにより、解体費用は大きく異なります。
部分解体
部分解体は事務所に後から設置した棚や収納などの備品、そのほかには外壁に後付けしたシャッターなど、一部のみを取り壊す工事を指します。
また備品の解体だけに留まらず、事務所にある一室のみ解体するケースも、部分解体の1つです。
倉庫を兼ねるような比較的大きな事務所では、後付した通路をはじめコンベアやパレタイザ・デパレタイザなど、さまざまなものが設置されているケースもあります。
こうした建物を別の用途に作り替えたり、オーナーに返すような場面で部分解体が用いられます。
スケルトン解体
事務所におけるスケルトン解体は、梁や床といった建物の骨組みとなる部分だけを残す解体工事のことです。
クロスや壁紙といった内装はもちろん、天井や配管類、床まで解体し、一旦骨組みだけにして再利用するケースで行われる解体です。
骨組みには問題ないものの室内の設備が古くなっていてリニューアルしたい場合、カビの繁殖がひどく壁にも侵食しているような場合に用いられます。
内装解体
スケルトン解体よりはライトな内容で、壁紙など表面上の備品を解体する工事を内装解体と言います。
内装解体も床や天井のクロス張り替えを含むケースもあるので、一般的には内装の一部分を解体する場合は内装解体、内装全てを解体する場合はスケルトンのように用いられるケースもあります。
解体会社によっては若干、内装やスケルトンの認識が異なるケースもあるため、相談する際は解体・撤去したいものなどをより具体的に伝えるようにすると安心です。
外構設備の解体
業種にもよりますが事務所建物の外に、事業用の外構設備が建物の外に設けられているケースもあります。
例えば外構の代表的な存在であるフェンスや倉庫、エントランス、アプローチ、小屋などを解体が挙げられます。
賃貸の事務所の場合、基本的には原状回復がセオリーですが、後から設置した外構設備はオーナーと相談となるケースもあります。
事務所の解体工事を安くするポイント
上記のように事務所の解体工事はさまざまな種類がありますが、通常はできる限り費用を抑えたいものです。
ここではできる限り事務所の解体工事を安くするために、行うべきポイントをご紹介します。
備品を撤去しておく
一般住宅に比べて、事務所には事業用の数多くの備品が保管されていますが、これらの処分等までまとめて解体会社に任せてしまうと、費用がかさみます。
そのためできる限り事業用の備品を事前に撤去しておくと、解体会社の工数が減り、見積額が安くなりやすくなります。
ただし備品の中には大きな物や重いものも含まれているケースもあるため、安全確保のために線引きをして、自社で行うことと任せることを調整するのが重要です。
一任できる業者へ依頼する
事務所解体では建物の解体自体にも、残置物をはじめ鉄骨や木材片などの運搬処理、跡地の整地作業など、さまざまな作業が必要です。
解体会社によってはこうした作業を別会社に委託しているケースもあり、その分、中間マージンが発生し、依頼者が多く支払うことになります。
一方、自社で解体、運搬処理、整地などまで、一貫して対応できる会社であれば、その分、中間マージンを抑えて安価に依頼できます。
オーエスリンクでは事務所解体に関する全ての作業を自社で一任できるため、地域最安値を掲げたお見積もり額で施工可能です。
買取を依頼する
事務所として使用していた建物には、ロッカーやデスク、モニターなど、多くの事務用品・備品が保管されているケースが多い傾向にあります。
それらを売却すると場合によっては解体費用をまかなえる可能性もあるため、解体前にそれらの買取を依頼し、解体で生じる費用を抑える対策も重要です。
オーエスリンクでは古物商許可も有しておりますので、事務所で使用していた備品の買取もご相談ください。
事務所関連の取り壊し事例
最後にオーエスリンクが行った事務所関連の建物解体の事例をご紹介します。
※一般ご家庭の解体工事で小屋や倉庫といった、事業用にも関連するような解体を行った事例も含まれておりますので、ご参考としてご覧ください。
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