「水たまりができやすい」「雑草が生えやすい」「地面がデコボコで歩きにくい」「高低差があって他に活用できない」など、庭に関する課題を解決するのが造成工事です。
造成工事は単にその土地を綺麗にするだけではなく、庭の安全性・耐久性・活用性などを高めるための基盤づくりとして重要です。
ここでは造成工事の概要から外構工事との違い、高低差調整・整地・排水等の造成工事の種類までご紹介します。
当社オーエスリンクでは、栃木を中心に一般家庭の造成工事や外構工事を請け負っておりますので、家周りの工事はお気軽にお問い合わせください。
庭の造成工事とは?

土地の形状を整えたり、地盤を強化したりといった、土地・地盤に関連する工事を造成工事といいます。
造成工事は家や小屋、物置などの建物を建てたり、駐車場や玄関アプローチ、フェンスなどを整備したり、快適な住まい空間を作るために欠かせません。
また造成工事には整地をはじめ地盤改良や盛土、切土、擁壁設置などが挙げられ、地盤沈下や水はけの問題を解消し、地震や洪水といった災害対策においても重要です。
造成工事と外構工事の違い
造成工事と同じような工事に、家の周りの設備の施工をする外構工事が挙げられますが、これらは対象となる工事の内容が大きく異なります。
造成工事が土地や地盤に対して行う「土台作り」に関する工事であるのに対して、外構工事はその土台の上に駐車場やフェンス、カーポート、玄関アプローチなどの外構設備を設置する工事です。
造成工事の種類
以下では具体的な庭の造成工事の例を挙げて、どのような種類があるのか、またどのような内容の工事を行っているのかについてご紹介します。
ご自宅の外構工事を検討している場合は、どのような造成工事の上で、その外構工事が進められるのかを抑えておくと安心です。
整地

整地は凹凸のあるボコボコした庭を平坦にし、ローラーやランマーといった機械で転圧し、密度を高めることで地面を固める造成工事です。
凹凸を平坦に整えるという比較的シンプルな工事ですが、建物の建設や外構整備など、多くの工事において欠かせない重要な工事です。
また以下でご紹介する高低差調整や地盤改良なども整地と似た工事の1つですが、厳密にはそれぞれ異なります。
高低差調整
傾斜地を平らにするために、土を盛ったり(盛土)削ったり(切土)する造成工事を高低差調整といいます。
多少の凹凸であれば整地作業で平すこともできますが、その庭の状態によっては盛土・切土をして大幅に土を調整する必要があります。
地盤改良

さまざまな理由から軟弱だと判断された地盤を強化し、建物の基礎や土地の安全性を高める造成工事が地盤改良です。
具体的には耐震力が低いと判別された場合や、埋立地、盛り土をした庭、過去に陥没があった土地、液状化のリスクがある土地などで行われます。
特に庭は土地改良が行われていないと、売却する際や貸し出す際などにも悪影響が出るため、欠かせない工事です。
土留め
その庭の盛土や既存の傾斜が崩れないように、コンクリート・ブロック・石材などで作られている構造物である擁壁(ようへき)によって、土を支えるための造成工事が土留めです。
擁壁を設置し土留めすることで、ご自宅はもちろん周辺の人の安全や建物の保護にも用いられる工事です。
特に日本では地震や豪雨が多く土砂災害が多い関係上、土留めの役割も重要性が高いのが特徴です。
排水工事

排水設備によって庭の排水性を確保するために、排水溝や排水管などを地中に設置する造成工事が排水工事。
私たちの生活に欠かせない水は家庭に引き込むと同時に、水をどのように排出するかも重要であり、それを担う工事といえます。
また排水方法は主に2種類あり、勾配を活かし雨水を流す表面排水と、排水管や透水性のある砂利により流す地下排水が挙げられます。
栃木近郊で庭の造成工事はオーエスリンク
ここでご紹介したように庭の造成工事には、さまざまな種類がありそのどれもが快適な生活を送るためには欠かせない工事です。
整地・高低差調整・地盤改良・土留め・排水工事といった造成工事によって、その土地の土台が整備されることで、外構整備が進められています。
オーエスリンクでは、埼玉や茨城、群馬、そして拠点のある栃木を中心に一般家庭の造成工事を承っております。
地面の高低差による歩きにくさ、水はけの悪さによる水たまりの発生など、庭に関する課題解決は弊社へお任せください。
現地調査やお見積もりは無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。



