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空き家はいつ解体を検討すべきか?タイミングと参考となる判断基準

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空き家はいつ解体を検討すべきか?タイミングと参考となる判断基準
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「実家が空き家になったが住む人がいない」「譲り受けた空き家が老朽化していて危険」など、家族が家を所有している場合、多くの方が直面するのが空き家解体の問題です。

基本的に空き家は放置すればするほど、税金面での負担増加や近隣住民とのトラブル、そして建物の倒壊リスクなど、深刻な事態を招きかねません。

いつが最適な解体のタイミングかを見定めるのは、ご家庭によってさまざまですが、参考となる判断基準があるため、この記事では空き家解体を検討すべきタイミング、解体か売却か迷った際の判断基準について解説します。

栃木で空き家解体を請け負っているオーエスリンクでは、無料で現地調査とご相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

空き家解体の検討すべきタイミング

空き家解体のタイミングはそれぞれですが、多くの場合、放置すればするほど状況が悪化し、費用が増大するリスクがあるため、基本的には早期対応がベストです。

特に次のような状況に当てはまる場合は、費用がかさむリスクや法的なリスクが高まる前に、解体を検討し始める必要があります。

固定資産税の負担が増える1月1日が迫っている時

空き家解体の検討すべきタイミング

空き家解体における懸念点の1つが、固定資産税の上昇であり、その税金の課税基準日は毎年1月1日です。

そのため年明けの納税通知書が届く前に解体を完了し、滅失登記を終えておくかどうかが、その年の固定資産税額を大きく左右します。

その年の内に解体完了を目指す場合は、逆算して早めに解体会社へ相談する必要があります。

特定空き家に指定される可能性が高まっている時

特定空き家に指定される可能性が高まっている時

適切な管理が行われていない空き家は、行政から特定空き家に指定されるリスクがあります。

特定空き家とは、倒壊の危険性をはじめ、ゴミの散乱や害獣・害虫の発生といった衛生上有害となる状態、景観の損害などが該当する建物のことを指します。

特定空き家に指定され、改善が見られない場合、罰則の対象となる可能性もあり、早期の対応が求められます。

老朽化による倒壊・損壊の危険性が増している時

老朽化による倒壊・損壊の危険性が増している時

築年数が古く、メンテナンスされていない空き家は、地震や台風などの自然災害に対して脆弱な状態となります。

実際に建物の一部が崩れたり、屋根瓦が飛散したりして、隣家の住人や通行人に被害を与えてしまうと、所有者として損害賠償責任を負うことになります。

空き家が傾いている、基礎にひび割れがある、シロアリ被害が確認できるなど、老朽化が進行している場合は、いつ大きな事故につながってもおかしくありません。

そうした所有者が抱える潜在的なリスクをゼロにするためにも、空き家の解体は必要不可欠な対応といえます。

解体か売却か迷った際の判断基準

空き家の扱いに迷う方の多くが直面するのが、「解体して更地で売るべきか、建物付きで売るべきか」という問題です。

この判断によっては数百万円〜数千万円単位で損をする可能性もあるため、慎重な対応が求められます。

ここでは空き家の状態に合わせた、空き家解体における適切な判断基準の例をご紹介します。

以下の例は一例であり、その空き家のごとの状態、予算、立地など、さまざまな要素から最終的に決断することが重要です。

建物状態別の判断基準

建物の状態

判断基準

築20年未満、またはリフォームで再生可能

建物付きでの売却がおすすめ。建物自体に市場価値がある可能性があります。そのため売却することで解体費用が不要となり、収益となる可能性があります。

築30年以上で老朽化が激しい

解体して更地での売却がおすすめ。買主が建物をそのまま利用する見込みが低く、解体費用以上の値引き交渉を受ける可能性が高いです。そのため更地の方が買い手が見つかりやすくなります。

再建築不可の土地に建っている

建物付きでの売却がおすすめ。建物が建っている現状を活かせる買主を探す方が有利な場合があります。解体すると、新たに建物を建てられなくなるリスクがあるためです。

解体や施工時期の相談は栃木のオーエスリンクへ

空き家解体は、単に建物を壊すだけでなく、税金、法律、近隣住民との関係など、複雑な問題が絡みます。

栃木近郊を中心としたエリアで空き家解体を請け負うオーエスリンクでは、無料相談・現地調査を行った上で、施工時期や解体内容をご提案可能です。

空き家解体は「いつかやらなければ」と先延ばしにするほど、固定資産税の増額や特定空き家への指定、近隣トラブルといった大きなリスクとコストを招きます。

そうしたリスクとコストをかけないためにも、栃木県近郊の空き家解体は、ぜひオーエスリンクへご相談ください。

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当コラムで解説しているような家周りの工事に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

無料で施工場所の現地調査を行い、工事内容や金額のお見積りまで行わせていただきます。

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監修者

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古屋 拓郎

栃木県近郊で家まわりの工事を請け負う株式会社Oslink(オーエスリンク)の古屋(ふるや)です。ホームページのお問い合わせ対応をはじめ、業務中の経験や施工事例を基にしたコラム記事の監修をしております。解体・外構・リフォームといった、ご自宅や空き家の施工に関するご相談は、お気軽にお問い合わせ対応ください。