ホーム » コラム » 土木工事の内容とは?建築・建設・外構・造園との違い

土木工事の内容とは?建築・建設・外構・造園との違い

COLUMN

土木工事の内容とは?建築・建設・外構・造園との違い
目次

土木は一般住居の土台となる基礎や家周りの設備、道路や橋といったインフラを造る建設工事の総称です。

私たちの生活環境を整え、交通や流通の面から日常の利便性を高め、さらに防災対策の面でも、土木は欠かせない役割を担っています。

ここでは家における土木工事の主な内容をはじめ、建築・建設・外構・造園といった関連工事との違いについて、栃木県で土木サービスをご提供する株式会社Oslinkがご紹介します。

自宅の整地・整備を考える際に土木は重要な要素ですので、将来的にコンクリート・ブロック・舗装工事など、家周りの土木工事を考えている場合にも、ぜひ基礎知識として参考にしてください。

 

ここで解説する建築と土木のこと

・土木の概要

・家における土木工事の内容

・造成工事、基礎工事、外構工事の概要

・土木と建築・建設・外構・造園の違い

土木とは?

土石や木材、鉄材などの建材を使用して、家周りや公共インフラを整備する建設作業を土木で、そうした作業自体を土木工事と呼びます。

公共インフラとは、道路や橋、鉄道、港湾、堤防、河川、上下水道など、私たちの日常生活を支える基盤となる設備を指します。

土木工事は、地上から地下、海、川、山に至るまで、さまざまな自然環境を対象として、都市や地域の基盤を整えることが主な目的です。

さらに土木工事は災害対策や環境保護のためにも重要な手段であり、都市の発展や住民の生活を安定させるために、欠かせない役割を担っています。

このように土木は、都市や地域をはじめ一般的な家周りまでを支える基盤として、社会全体の安定と発展にとって欠かせない分野です。

家における土木工事の内容

家 土木工事

家における土木工事の主な内容は、造成工事・基礎工事・外構工事の3種類が挙げられます。

工事内容

概要

造成工事

樹木の除去や地面の凹凸・傾斜がないように、土地を平らに整える

基礎工事

コンクリートや鉄筋などを使って、建物の土台を作る

外構工事

門・フェンス・駐車場などを設置し、建物の周辺を整備する

家そのものを支える土台づくりをはじめ、日常生活をより便利で快適にするために欠かせない周辺環境の整備も土木工事に含まれます。

室内だけではなく家の基盤や周りの状態まで整ってこそ、長期にわたり安心して住むことができ、自然災害や経年劣化にも強い家が完成します。

また建築・建設・外構・造園は、土木と作業内容が似ている、もしくは関係性の深い工事ですが、それぞれ土木とは異なる点があります。

実際に家周りの工事を考える際には、あらかじめ土木とこれらの違いについても大まかに把握しておくとスムーズに具体的な工事内容を相談できます。

建築と土木の違い

建築と土木の違い

建築は、住宅やビル、公共施設、商業施設といった建物自体を作ること、またその工事を指します。

一方、土木は道路や橋、トンネル、ダムなど、建物ではなくインフラ全般の整備が対象となるため、土木とは作る対象が異なります。

つまり建築は「建物自体を作る作業」であるのに対し、土木は「建物を支えるインフラを作る作業」と言えます。

また建築物を支えるためには、しっかりとした基盤整備が必要になりますが、その基盤を提供するのが土木です。

そのため建築と土木は互いを補完し合う関係性にあり、建物が安全に機能するためには、土木工事が欠かせません。

建設と土木の違い

建設と土木の違い

建設は、建物をはじめとする、さまざまな構造物を新たに作ることを指すため、土木は建設の一部です。

また建設は、住宅や商業、公共施設など建物自体を作る建築に加え、道路やダム、港湾などのインフラ整備の土木、両方を含んだ幅広い意味を持つ概念です。

そのため建築と土木はともに、建設という大きな枠組みの中の要素ですが、それぞれ作る対象が異なります。

外構と土木の違い

外構と土木の違い

外構は、庭や門、フェンス、駐車場といった建物の外側にある設備や構造物を指します。

これらを作る外構工事は、建物の美観や快適性、利便性を向上させるために行われますが、その基盤となる地面・地中の整備は土木工事が担当します。

そのため土木は外構の前に必要な工事で、外構は土木の後に行う工事となるため、それぞれのタイミングと作る対象が異なります。

また土木工事によって、地盤がいかに整えられているかが、外構工事を進める際のポイントになるため、外構と土木は密接な関係にあります。

造園と土木の違い

造園と土木の違い

造園とは、庭や緑地、公共施設などの草木を剪定・伐採などによって除去する、また植栽や庭石、池などの設置を計画・施工することを指します。

造園の目的は、美しい景観を作ることだけでなく、環境保全や空間の快適性を高めることにもあります。

例えば都市部における緑地を目的とした造園は、ヒートアイランド現象の緩和に役立ち、適切な植栽は雨や風などによって土壌が削られ移動する土壌浸食を防ぎます。

住宅の庭においても、雨水を効果的に吸収する芝生や植物の配置が、水の循環を自然な形でサポートし、洪水や水害を防ぐ役割を果たします。

そうした造園作業を進める際、あらかじめ地形の整備や排水設備の設置といった基盤を整えるために、土木工事は必要不可欠です。

土木工事の事例

上記でご紹介したように、安全で快適な家作りには、造成・基礎・外構といった土木工事が欠かせません。

最後に栃木県で土木サービスをご提供する株式会社Oslinkがこれまでに行った、土木工事の事例を一部ご紹介します。

※事例③は、土木工事に加え造園工事も含まれています。

土木工事例⑴

ご自宅前にある駐車スペースに凹凸が生じていたことから、アスファルト舗装と砕石敷均しによってお悩みを解決した土木工事例です。

土木工事例⑴

土木工事例⑴

土木工事例⑵

ご自宅の横にある駐車場に雨水が溜まってしまうお悩みを、砂利敷きとコンクリート舗装によって解消した土木工事例です。

土木工事例⑵

土木工事例⑵

土木工事例⑶

事情によりお庭のメンテナンスが行き届いていないことから、草木の伐採と整地、砕石敷設を行い、メンテナンスの手間を減らせるよう対策した土木工事例です。

土木工事例⑶

土木工事例⑶

その他の土木工事実績は、以下のページからご覧ください。

土木に関するまとめ

土石や木材、鉄材などの建材を使用して、家周りや公共インフラを整備する建設作業の総称が土木であり、そうした作業を土木工事と呼びます。土木工事は災害対策や環境保護のためにも重要な手段でもあり、都市の発展や住民の生活を安定させるために、欠かせない役割を担っています。

主に基礎・造成・外構工事があります。基礎工事は、家の安定性を確保するために土台を作る作業です。造成工事では、土地を平らに整備します。外構工事は門やフェンス、駐車場などを設置・整備し家の住環境を向上させます。

上記でご紹介した通り、土木工事は建物の基盤を支える重要な役割を担い、災害対策や生活環境の安全性向上に大きく貢献しています。

株式会社Oslinkでは、外構・ブロック工事、アスファルト・コンクリート舗装など、家周りの土木工事全般を行っています。

土木工事に関するご相談はもちろん無料お見積もりも承っておりますので、栃木県や近県で土木工事をご検討の場合には、お気軽にお問い合わせください。

目次